ブラジリアナイト

【ブラジリアナイト／Brazillianite】
ブラジリアナイトは、タンザナイトとシンハライトに並び
「20世紀に発見された三大宝石」と称される天然石です。

ブラジリアナイトはナトリウムとアルミニウムのリン酸塩で黄色から黄緑色をしています。柱状結晶を生成するのが特徴で1942年、美しい緑色を帯びた石がブラジルのミナスジェライス州で発見されたのですが、当初はクリソベリルだと思われていたそうで、ブラジリアナイトはリン酸塩の鉱物であり、クリソベリルは酸化鉱物で硬度は8.5。でもこの鉱物はリン酸塩で硬度は5.5です。

そして1945年に正式に新しい鉱物として認められ、ブラジルで発見されたことから「ブラジリアナイト」と命名されました産出量が極端に少ないので市場に流通する量も少く、既に枯渇していると言われ、ブラジリアナイトの黄金色はコレクターに絶大な人気を誇っています。