水晶ってやっぱりいいね!
水晶って産地や結晶していく過程で周りの状況により様々な水晶になっていくので
やっぱり水晶っていいね!!
まず一つ目は、
エッチドクォーツ

エッチドクォーツ(エッチングクォーツ・蝕像水晶)は、
通常の水晶とは違い、酸やフッ化水素などを含む熱水によって浸食され、
錐面や側面がゴツゴツしている非常に珍しい水晶になります。
同じ侵食された水晶でアイスクリスタルとの違いは、
アイスクリスタルはインド・マニカランで産出されたものをいいます。
この子(天然石)の特徴はファセット面の中にまるでサランラップが入っている様なレインボー面をファセット全体に持っています。
侵食具合は浅いですが、鋭角でワイルドな形状も楽しい所の水晶です。
続いて二つ目は、
アイスクリスタル

アイスクリスタルは2006年にヒマラヤの氷河が溶解した場所から発見された
水晶で、温暖化により溶けた氷河の下から見つかった事により
アイスクリスタルと呼ばれ、またニルバーナクォーツとも呼ばれています。
特徴はフッ化水素酸により表面や先端が溶けてゴツゴツとした風合いと
鉄分の付き方によりうっすらピンクや濃くて赤黒くなる色味の水晶で
トライゴーニック(逆三角形)が記されているものもあります。
この子(天然石)の特徴は蝕像によりゴツゴツとしたワイルドな風合と
ほんのり赤みを帯びたピンク色、また透明感も併せ持っています。
そして最後は、
ルーマニアクォーツ

ルーマニア水晶は、水晶の結晶にカルサイトやドロマイト(苦灰石、白雲石)が
まるで雪の様に覆い被さり、おとぎ話に出てくる様な
個性的な形状で産出されキャンドルクォーツが有名な産地です。
ルーマニアの鉱山は閉鎖された為、
その希少性はますます上がっており入荷が難しい水晶の産地の一つです。
この子(天然石)の特徴は、カルサイトやドロマイトが雪の様に降り積もり
まるでクリスマスツリーの様なキュートな形のルーマニア水晶で、
またツイン結晶になっているので、そのキュートさが一層増しています。
水晶の変わり種の子達でした!
お店で見てみてね〜!